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SUBARUの素敵に腐りきった日常をつらつらと……
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 うわ……久しぶりすぎ……?!!!

 ちょっと忙しかった日々がようやく終わりを告げて、今後少しずつ時間ができる(はず)ようになります。いやぁ……うん。忙しかったけどある意味充実していたような気がするので、精神は元気なんですけどね。

 そんな中、今朝遭遇した衝撃を。

 まぁ……現実としてそこにあるモノに対しての衝撃もあったんですが、その後の自分の感情も衝撃だなぁ、と思いました。

 ちなみに、ある意味で真っ暗な話なので、反転しておきます。


 いや、これといったことがあったわけではなくて。

 久々に、猫の死骸に遭遇した、ってだけなんですけどね。ただ、今まで動物が交通事故にあって道に臥している姿は度々目にしたものの、ほんの数分前?? ってくらい生々しいのは初めてでして……

 最初、すっごくビックリして、その痛々しい姿に思わず目を背けてしまったんですが……目があったんですよね。光を失った猫の目を見た瞬間、目の前にある猫の「死」に酷く惹きつけられてしまいました。
 なんだか、美しかったんです。

 きっと、用事がなかったら一時間は観察していただろう、というくらい「見ていたい」という衝動に駆られて……そう感じた自分に気付いた瞬間、何で?!!! と自分に対して衝撃を受けました。

 なんとも不思議な体験でした。

 身近な人や動物の死は、真正面から向き合うことができなくて逃げてばかりなんですが……今回、なぜかその猫にはそういうのが感じられなくて……うん。変なことはわかってるんですけどね。

 それでも、脳裏に焼きついたその美しく哀しい姿が印象的で……文章にしておこう、となぜか思い立ちました。ので、続きに突っ込んでおきます。

 ……って、こうして書きながらも、謎で謎で仕方ないです。なんでだろ?????(いや、問いかけても)





 数分前に息を止めたばかりのうつろな瞳は、輝きを失いながらも空虚を見つめるように見開かれている。

 うっすらと開かれた口元は声なき断末魔を響かせたことを物語っていた。

 側頭部から溢れるおびただしい鮮血は頬を赤く染め、黒いコンクリートにさらに黒く染み渡っていた。

 まだ温かいだろう自らの血を枕にして横たわる身体は、まだ生きていた「時」を表すように、柔らかな曲線を持ちどこか優美な姿で臥している。

 生を失ったばかりの身体は艶やかさを残し、滑らかな体毛が風に撫でられかすかに揺れる。

 もう二度と動くことのないその身体が、太陽の光に焼かれ屍となっていく様を……次第に腐り、干からびて形を失くしていく様を、じっくりと眺めて死を見つめてみたいという欲望が心の奥底で芽生え燻り始める。

 呆気ないほど唐突に死に導かれたその姿は、どこか自分と重なっていくような気がして……誰に看取られることもなくひっそりと朽ちて逝く姿は孤独ではなく、孤高を感じさせ哀しみはない。

 憧れにも似た死がそうさせるのか、残酷な現実がどこか美しくすら映る。

 その美しくもグロテスクな死を嫌悪し、無残にも打ち捨ててしまえることの方が哀しい……だが、人はきっと私こそを哀れと言うだろう。


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